熊野大社八重垣神社・神魂神社か・八雲風土記の丘から、レンタル自転車(切り替えがありません。)で熊野神社を目指します。この日は風が強くて、自転車のハンドルがとられるのではと思うくらい。 あと、7キロ、あと5キロ、あと2キロになった時、足が重くてもう動かない。 かといって、このまま引き返すこともできず、残りの力を振り絞って一足一足踏み込みました。 やっと、着きました。熊野大社です。 自転車を降りると、足がガクガクしますが、頑張って意宇川にかかる神橋を渡ることにしました。 鳥居をくぐると見えてきました。 見事なしめ縄です。 不思議なくらい、気持ちの良い神社です。 しめ縄が二重になっているのが見事です。 ここ熊野大社は、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したことでも有名なスサノウの尊を祀っています。 向かって右には櫛稲田姫命を祀っています。 左にはイザナミ命を祀ってあります。 一宮というのはその国において最も格式の高い神社です。 出雲においては、昔は一宮は熊野大社でしたが、今は出雲大社に譲っています。毎年10月15日に行われる神事『鑽火祭』は昔は熊野大社の方が位が高かったなごりです。 (鑽火祭とは、熊野大社から、燧臼と燧杵を出雲大社の宮司に授け渡すとても有名な儀式であり、神事でもあるのだそうです。) 写真は鑽火祭を行う鑽火殿です。 舞殿です。 素盞鳴尊は人の世の豊楽幸栄の“ムスビ”の神なのだそうです。 人と人の出会いは、まさに縁です。 縁あって(両親の)子となり、縁あって友達になり、縁あって夫婦になり、縁あって(子供の)親となります。 人は人との“ムスビ”によって出会ます。 誰かと出会い人生が変わることもありますよね。 あ~、両親の子供で良かった。 あ~、彼女(彼)が友達でよかった。 あ~、彼(彼女)と夫婦になれて良かった。 あ~、この子の親でよかった。 なんて、思うことありますよね。 そんな出会いも“ムスビ”の神様のお力なのかもしれません。 この出会いをありがとうございます。 この出会いを感謝します。 そんな思いが自然と心にわいてくるような神社です。 大好きな神社です。 さて、帰り路は来たとき以上に足は疲れ切っています。 足に力が入らず、感覚もわからなくなってきました。 そんな思いをしても、頑張って来た甲斐がありました。 本当に良かった。 ジャンル別一覧
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